Project Description

パレルモ・マッシモ劇場

V.ヴェルディ 「仮面舞踏会」

指揮 アンドレア・バッティストーニ

全3幕
原語上演・日本語字幕付き

2021年 6月18日(金) 18:30開演・6月20日(日) 15:00開演

ついに聴けるフリットリのアメーリア イタリアでも叶わない理想のキャストと指揮者!

40代半ば。脂の乗ったヴェルディが書いただけに、《仮面舞踏会》は濃い。中心に据えられたボストン総督と腹心レナート、その妻アメーリアの三角関係は、家族について、道ならぬ 恋について、現代人の琴線に直接訴える。そのための音楽的な仕かけも万全だ。
総督は水兵に扮した軽やかな独唱から、心の葛藤が掘り下げられた堂々たるアリアまで、抒情的で豊かなテノールを堪能させる。アメーリアとの二重唱はヴェルディの重唱のなかでも最も官能的だ。一方、第3幕でレナートとアメーリアがそれぞれ歌うアリアは、美しい旋律を意識的に拒むように性格的で、二人の切り裂かれた心情が聴き手を強く揺さぶる。
こうして美しさと性格表現が同居した作品だから、力ある歌手が欠かせないが、フリットリ以上のアメーリアはいない。彼女の歌は声を知的に制御して感情に魂を与え、しかもこのう えなく美しい。美麗でスケールが大きいアルベロはリッカルドそのもの。そして当たり役のガザーレ。躍動するヴェルディで定評あるバッティストーニの指揮を得て、もはや敵なしだ。

東京文化会館 大ホール
2021年 6月18日(金) 18:30開演・6月20日(日) 15:00開演

入場料(税込)
/S席 34,000円 A席 28,000円 B席 23,000円 C席 18,000円 D席 13,000円

「仮面舞踏会」キャスト / 指揮

【リッカルド】
セルソ・アルベロ

まろやかな声による気高いフレージングと超高音の魅力が両立した、スペイン生まれのリリック・テノールの華。長い旋律に多彩な表情を加えながら伸びやかに歌い上げ、気品ある弱音を加える。まさにリッカルド役に理想とされる歌唱だ。往年の大テノール「クラウスの再来」との呼び声も高い。

【アメーリア】
バルバラ・フリットリ

ヴェルディの旋律に生命を与える最高度のテクニックと美声を備えた、現代最高にして不世出のソプラノ。知性に支えられ、言葉の意味や感情の起伏に応じてニュアンスを無限に変化させる。それは感情の起伏の激しいアメーリアにこそふさわしい表現だ。久々の来日だが模範的な歌唱は健在だ。

【レナート】
アルベルト・ガザーレ

ヴェルディを正統的に歌うカップッチッリ、ブルゾン、ヌッチの系譜に連なるイタリアのバリトン。ノーブルな美声で品位を保ったまま感情を掘り下げ、称賛を浴びている。2018年にルーナ伯爵、2019年にリゴレットとジェルモンで日本でも称賛された。難役レナートでさらなる真骨頂を発揮する。

【ウルリカ】
クリスティーナ・メリス

ヴェルディをスタイリッシュに歌う美声のメゾ・ソプラノ。
ヴェルディ国際声楽コンクールで優勝後、パルマ王立歌劇場を皮切りに主要劇場の常連になる。大げさな表現を排した正統的歌唱によるウルリカを聴かせてくれる。

【オスカル】
フェデリカ・グイダ

1997年生まれの若きソプラノだが、すでにウィーン国立歌劇場とミラノ・スカラ座に主役級でデビューしている。とびきりの美声と卓越したコロラトゥーラ、美しい超高音はもちろん無頼の音楽性を備えた将来のビッグスター。

【指揮】
アンドレア・バッティストーニ

イタリア・オペラ界を牽引する若き巨匠。作品の様式を見抜き、劇的に構成する力で天才の呼び声も。日本ですでにオペラを数多く指揮し、そのたびに熱狂を呼び起こした。特にヴェルディのドラマを掘り下げる力は群を抜く。

チケット購入

2021年1月下旬発売予定