【お知らせ】ハンガリー国立歌劇場「フィガロの結婚」「セビリアの理髪師」指揮者変更について
6月に公演を予定しておりましたハンガリー国立歌劇場のオペラ公演で、指揮を執る予定だったヤーノシュ・コヴァーチュですが、妻の深刻な病気の為来日が不可能となりました。代わりに以下の2名が指揮を執ります。ご了承のほどよろしくお願いいたします。
指揮:イシュトヴァーン・デーネシュ
フランツ・リスト音楽院を卒業後、ハンガリー国立歌劇場専属指揮者として活動しているときゲオルク・ショルティ特別奨学金を得てウィーン国立音楽大学指揮科に留学。1987年から1995年の間ドイツ・ブレーメン歌劇場にて常任指揮者を、さらに1995年から2008年まではトリ-ア歌劇場で音楽監督を務めた。
その後、ハンガリー国立歌劇場に戻り常任指揮者として重要な公演の指揮を続けている。また、国外ではウィーンオペラフェスティバル、ブレゲンツ音楽祭、ヴェローナにも出演をしている。コンサート指揮者としても活動の場を広げ、ベルリン、シュトゥットガルト、ケルン、ワルシャワ、モスクワ、プラハなどヨーロッパの主要な都市で活躍している。放送のための演奏も多く、ドイツ・バイエルン放送局、ラジオ・ブレーメン、ハンガリー国営放送など数多く出演。CD
録音も多い。また作曲家としても評価が高く、幅広い作品を発表している。
指揮: バラージュ・コチャール
1989 年ハンガリー国営放送局主催、国際指揮者コンクール優勝、1990 年ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、1992
年からはハンガリー国立歌劇場に指揮者として招かれる。1995 年ローマ歌劇場で行われたフランコ・フェラーラ指揮者コンクールで優勝、2005
年にモーツァルト「魔笛」でライプツィヒ歌劇場へデビュー。
ハンブルグ国立歌劇場のモーツァルト音楽祭では「皇帝ティートの慈悲」、バーゼル歌劇場ではヴェルディ「ドン・カルロ」、ケルン劇場では「カヴァレリア・スルティカーナ」を指揮する等、活躍はめざましい。2011
年にブダペスト・スプリング・フェスティバルの音楽監督に就任。同年夏にはハンガリー国立歌劇場と共にフィンランドのサヴォリンナ・オペラ・フェスティバルに参加し、バルトーク「青ひげ公の城」とヴェルディ「ドン・カルロ」を指揮した。現在、フィレンツェ歌劇場、ローマ歌劇場などイタリアの主要な劇場に出演、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、フランダース放送管弦楽団、シドニー交響楽団などのオーケストラと共演をしている。