5歳から作曲を始め、20世紀、21世紀の音楽への関心を高めて、現在14才という若さですでに圧倒的な音楽性を持つユニークな才能を発揮している。バレンボイム、ヴィドマン、カンチェリなど偉大な音楽家たちは、今世紀で最も優れた才能を持つ音楽家のひとりとしてその名を挙げている。2021年自作「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」は、ジョージアで開催のツィナンダリ・フェスティバル2021でリサ・バティアシヴィリとの共演で初演され、絶賛される。 2023/24シーズンには、オランダ(デン・ハーグ)のアマーレコンサートホール、ブリュッセルのボザール、ルツェルン音楽祭でバティアシヴィリとソロ・リサイタルを行うほか、エルマウ城でバティアシヴィリ、ヴィドマンと再び共演。東京と高崎で初来日となるリサイタルや、ラトル指揮バイエルン州立管弦楽団とのシェーンベルク「ピアノ協奏曲」の演奏会が予定され注目を集めている。 世界が注目する14才の天才ピアニスト、NHKドキュメント放映で日本でも話題に! 引用:ドキュランドへようこそ「無調の輝き 現代音楽に魅せられた少年」NHK Eテレより ドキュランドへようこそ「無調の輝き 現代音楽に魅せられた少年」NHK Eテレ初回放送日: 2023年6月16日 あどけない少年ながらショスタコーヴィチなどの現代ピアノ曲を弾きこなし、自身で作曲もするツォトネ・ゼジ二ゼは10歳。ジョージアで祖母と妹と暮らす少年音楽家の日常。 母を亡くしたツォトネは、祖母で音楽家のニノに育てられている。ニノは彼のピアノの師でもあり、もっとも信頼する心のよりどころだ。ジョージア・フィルハーモニー管弦楽団との共演を成功させ、ベルリン国立歌劇場の音楽監督バレンボイム(当時)に自作の曲を披露して絶賛される。そんなツォトネの暮らしを見つめ、言葉では表現しきれないその心の内を、本人の作曲で描く。原題:ATONAL GLOW(ジョージア 2022年) ジョージアで祖母と妹と暮らす、幼き音楽家ツォトネの日常が映し出されるこの番組を観たとき、「おばあちゃんにだけ、何でも話せる」というツォトネの祖母に対する尊敬と信頼と、「この子は自分に満足することがないの」という祖母のひとことが印象的だった。そして自由な探究心で走りまわりながら曲を作る少年ツォトネと、いつでもツォトネについてまわる妹。 ツォトネがピアノで奏でる曲のほどんどは、機能的な和声や調性から解放される「無調音楽」だ。ツォトネの純粋無垢で無邪気な子どもらしさ、愛らしさ。また幼くして母を失い実の父とも離れて暮らす、家庭の複雑な現実から垣間見れる哀愁や切なさまで、多彩な響きを感じることができる。 そしてその旋律は、まるで私たちの人生そのものを表現しているようで、どんな人の心にも響く音楽といえる。「無調」ゆえに先入観や音楽のジャンルにとらわれず、ナチュラルな直感で聴き入ることができるツォトネの曲が、たくさんの人の耳に触れることを、ただ願っている。 ▶︎ NHK Eテレ『ドキュランドへようこそ』番組詳細はこちら   幼いながらも唯一無二の才能 ツォトネの演奏は、育ってきたジョージアの豊かな自然と、純粋無垢で感性豊かなアーティスト性が反映され、どれも心に響かせる作品ばかりだ。ツォトネの祖母はピアノ教授ニノ・マムラツで、彼女の従妹は世界的に有名なピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼという、類い稀な音楽的才能を引き継いでいる。 https://youtu.be/tiopg_RCwds?si=CBuDsl7KifqNIoSQ ソロコンサート https://youtu.be/_hamgbX7-Vw?si=w8dxf86i4OohBgla ラヴェル「夜のガスパール」(ヴェルビエ音楽祭 2023) ツォトネ・ゼジニゼ YouTube公式チャンネル ファン待望の、来日公演が実現! 世界一流の海外オペラ/オーケストラを招聘しコンサートを主催するコンサート・ドアーズは、世界が注目する14才の天才ピアニスト、ツォトネ・ゼジニゼのピアノリサイタルを、2024年6月、東京および高崎にて開催いたします。ツォトネの演奏を心待ちにしている日本のファンの皆さま、ぜひご来場ください♪ 公演詳細・チケット購入情報はこちら