スロヴェニア マリボール国立歌劇場「アイーダ」

全4幕原語上演・日本語字幕付
上演時間:約3時間 休憩あり

「オペラのなかのオペラ」を体現する名舞台に集う、世界最高の「アイーダ歌い」!

マリボール歌劇場の『アイーダ』

「オペラのなかのオペラ」。『アイーダ』くらい、その言葉が似合うオペラはない。分かりやすいストーリーに輝かしい旋律、「凱旋の場」のスペクタクルに三角関係の心理劇・・・『アイーダ』には、オペラをオペラたらしめる魅力がぎっしり詰まっているのだ。初演以来およそ140年、世界中で愛され続けているのもうなずける。  このたび来日するマリボール歌劇場の『アイーダ』は、これぞオペラ!と納得させてくれる壮麗な舞台。21世紀を代表するアイーダ歌い、グレギーナとチェドリンスが聴けるのも嬉しいかぎりだ。

音楽評論家 加藤浩子

マリア・グレギーナ

伝説となったスカラ座でのパヴァロッティとの共演以来、メトロポリタン、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、アレーナ•ディ•ヴェローナ、マリインスキーなどの超一流歌劇場に出演。レヴァイン、メータ、アバド、ゲルギエフ、ムーティら指揮者の信任も厚い。現代を代表するドラマティック・ソプラノ。

@Petra Stadler

フィオレンツァ・チェドリンス

イタリア生まれ。パヴァロッティ国際声楽コンクール優勝。「トスカ」タイトルロールでパヴァロッティと共演、国際的に注目を集める。スカラ座、フェニーチェ、トリノ、フィレンツェ、ウィーン国立、新国立劇場など一流歌劇場に出演する、現在人気実力ともに最高峰のソプラノ。美しい高音を生かした叙情性豊かな表現を特徴とする。

スロヴェニア マリボール国立歌劇場

マリボール国立歌劇場は、ウィーンの奥座敷にあるヨーロッパの秘宝と謳われ、名劇場として知られています。オーストリアと国境を接しウィーンから車で2時間半、グラーツからは30 分の距離にあり、耳の肥えたオペラ・ファンたちが連夜バスで押し寄せるほどの、レベルの高い内容のオペラを上演しています。イタリアと隣接することもあって、ウィーン国立歌劇場だけでなく、フェニーチェ歌劇場で活躍する名歌手たちも出演しています。マリボールは小さな街ですがその芸術的なレベルの高さが認められ2012 年の欧州の文化首都に選ばれています。